ベルガモ12日目

石畳の上に、喜びの光が射している

眩しくて目を細めても

照り返してくるのは笑顔

風よ

煉瓦造りの屋根や壁に新しい色をつけて行く

剥がれていくものなど、ひとつもない

すべては土に還ってゆき、

心は少しずつ乾くのだろう

…地上はややこしい

夜、東京の空を飛び去っていく飛行機の窓から

かの街が電線になっている事を知ってしまった

寸断されてしまうような(伝播されていくんじゃなくて)

送電されてくようだった

か細い神経のようだった

…美しさとは

それは沈黙だった

心がざわついたあとの

思考の墓石に手向けた花

2014.6.28 PM20:01 K.Ayabe

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