Category Archives: 日常

パソコンのひかりに包まれ

am 2:46 書き始めに、この闇の中に、パソコンのひかりだけに包まれた僕と、 人のぬくもりある気配、 それと、このパソコンと同時に消そうとしているエアコンの風向口から出ているコォーという浪費的な音が 僕の経度と、緯度に [...]

2015

新しさの中に 身を置いたとき 肌を沁みてくる この1月のような 清々しく 凛とした冷たさ この場所は 誰にもおびやかされないで Kenji Ayabe

時は

N.Yからソンドレ・ラルケがが来日した 約6ヶ月 前回の共演の続きが演りたかった 経過した時の長さを、ステージに表現することが 今を生きている僕の、植物と同じ様な成長だということ そのことが、3日前に亡くなった親しい友人 [...]

いくつかの

深夜 枕元で大切な人が 歌を口ずさむ 自分の生についての いくつかの考えを 思い浮かべては伝えそこなう いくつかの生 Ayabe

秋風に

早朝、 秋風が樹木をなでていて 吹かれる洗濯物は早々と 乾いているかのよう揺れている 台風の通過を 静かに時が過ぎるのを待つように 台所の蛇口から 水滴がぽとりぽとり 垂れている この景色を誰も動かさない

秋 ぼくは泣いた 人知れず、訪れた秋 葉を転がしながら 聡明な青の空へ  ぼくをそっと舞い上げる 乾く心 秋も授乳のよう 見返りのない愛の証し K.Ayabe

背に手をやることで

自分の背中を見た事がないけれど、 母は、「おにいちゃんと背中は似てる」 と言ったような。 東京帰って来てから、 切符を買うくらいあたりまえに、 新聞を買うことをほかにして、 ただ一度コンビニへ行かなくなった。 そして10 [...]

ときどき、

右腕の産毛の生えた肌が この宇宙的な空間へと繋がる 滑走路であること それをときどき思いだしてる 口からお尻にかけては その出入り口を待つ 練り物的な ちくわであることにも ときどき会うことにしている K.Ayabe

イタリアとそれぞれの旅

イタリアとそれぞれの旅 ーこの旅のはじまりときっかけー 妻の親友のM氏はパリコレにも出展する”DANIELA GREGIS”の一員である。 DANIELA GREGISの従業員は総20人程度の小さ [...]

トイレには、城壁に響く鐘の音

ひと月 (新月から、次の新月が見える間にある時間) その間海外での生活で 僕らに何があったかは 数十年後、その大切な人と 火葬場の煙突から風に乗り 遠く1万キロを漂い、 淡い森の上で雨粒となって コーグスシュルコゴーデン [...]